●注目を浴びる日帰り手術「レーザー手術PLDD」

●体に負担の少ない日帰り手術

最近、日本でも徐々に耳にするようになってきた「レーザー治療PLDD」。 これは最先端医療の1つで、その名が示すとおり、「レーザー」によって患部を治療する技術です。 その略は

  • P:Percutaneous【経皮】
  • L:Laser【レーザー】
  • D:Disk【椎間板】
  • D:Decompression【減圧】

となっています。

●わずか1mm程度の針による治療

その治療法はほんの1mm程度の針を患部(椎間板)に注射し、その針の中に包み込まれている「レーザーファイバー」 からレーザーを照射、椎間板内の「髄核」を蒸発させる事によって椎間板内の圧力を減圧し、「ヘルニア」 を内側に引き戻す事を目的とします。その余りに小さい「注射針」「レーザーファイバー」から傷口は殆ど目に入らず、 また局所麻酔で済む事から、「負担の少ない日帰り手術」として注目を浴びています。

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●始まりは1986年から

●オーストリアはグラーツで産声をあげたレーザー治療

椎間板ヘルニアレーザー治療は1986年にオーストリアの グラーツという医科大学で初めて実施されたと言われています。当初はオーストリア国内での 治療だったそうですが、直にその高い効果が評価され、アメリカやヨーロッパ等の多くの国に 広まっていったそうです。ちなみに、日本にレーザー治療PLDDが 導入されたのは1990年代であり、民間の施設を中心に実践例が増えてきています。80年代当初は まだまだ機材も不安定だった事から、思うような効果が得られないという懸念もありましたが、 90年代後半に入ってからは安定した成果を期待できるまでに技術自体が育ってきています。 初期段階の椎間板ヘルニアに対しては特に効果が見込めるようです。

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●日本でも広がるレーザー治療PLDD

●期待されるレーザー治療PLDD

日本にレーザー治療PLDDが導入されてから20年近くが経ちました。 その間に日本の技術力も格段に上がり、確実な効果を少ない負担で得る事ができるという事で 椎間板ヘルニアレーザー治療PLDDが注目されています。 年を追うごとに実践例も確実に増えており、今後の椎間板ヘルニア治療法の柱の一つ となるのではないかと期待をされている程です。

●普及の鍵は健康保険

ですが、現状は「最先端医療」とされている為、残念ながら「健康保険」が適用されない 医療となってしまいます。つまり「全額自費」による診療となるのです。現状では レーザー治療PLDDを受けるにはやはり20万〜からの費用が 発生してしまいます。治療後のリハビリ等を考えると恐らくそれ以上でしょう。 その為、レーザー治療PLDDはまだ門戸の開かれた治療法とは いい難い状況なのです。

●軽度はPLDD,中〜重度はPLED,MED

●症状に合わせて使い分けましょう

レーザー治療PLDDは比較的「経度」の椎間板ヘルニア には有効とされますが、中〜重度の椎間板ヘルニアの場合は十分に効果が期待できません。 その場合は「PLED」や「MED法」といった手術を利用してください。

レーザー治療PLDDは初期軽度のヘルニアに真価を発揮します。

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